スペシャリストアライアンス新潟が、詐欺・災害・経営に備えた住民・企業向けの「リスク予防シート」のを無料ダウンロードを29日に開始
新潟県内最大の士業・専門家のネットワークを持つ一般社団法人スペシャリストアライアンス新潟(通称SAN、小川健理事長)は、詐欺・災害・経営に備えた、住民・企業向けの「リスク予防シート」を開発、2月29日に無料ダウンロードを開始する。SANのホームページの「お知らせ」をクリックすると、3種類のリスク予防シートから自分に合ったものをダウンロードできる。誰でも利用することができるという。
3種類のシートは以下の通り。
・(個人向け)詐欺対策の危険キーワードチェック
実際に電話・訪問・メール・SNSで使われた詐欺キーワードを紹介し、「自分はこの言葉に引っかかりそうだな」と思った内容をチェックしてもらう。
・(個人向け)災害や事故病気など生活上でのリスクチェック
天災や事件・事故への備えで不足する点は何かを確認することができる。家族と一緒にチェックすることで、災害時の家族ルールを考えるきっかけにもなる。
・(企業向け)経営者が想定すべきリスクチェック
事業をする上で「想定すべきリスク」を一覧にしてまとめている。業種・業態によって対策は異なるが、リスクをシミュレーションすることで、被害を最小限に抑えることに役立つ。
このうち企業向け(経営者編)は、経営者のリスク、従業員のリスク、売上・利益減少、第三者への賠償、海外のリスク、災害への備えなどのリスク項目をチェックしていくことで、自社が準備不足と思われるリスクを把握することができる。
一般社団法人スペシャリストアライアンス新潟は、弁護士や税理士や社会保険労務士、司法書士など専門家をネットワークし、様々な課題や悩みに対応している(登録している専門家の名前や得意分野などは同法人のホームページに記載されている)。昨年10月の設立で、同法人のホームページによると、9グループ28社、登録スペシャリスト数75名という規模でスタートしたという。理事長は、税理士法人小川会計代表社員税理士で、佐渡汽船株式会社代表取締役会長もある小川健氏がつとめている。