見附市の観光物産協会が事務局長を公募
稼ぐまちづくりの中核人材を全国から募集
(一社)一般社団法人見附市観光物産協会は、見附市の観光・物産などの振興を行い、「地域として稼ぐまちづくり」を行う事務局長を全国から公募する。募集期間は5月11日(必着)まで。
見附市は、南北に長い新潟県の中央に位置するため、“新潟のヘソ”と言われ、繊維産業を中心に発展してきた地域。近年では繊維産業に加え、観光・物産にも力を入れている。
主な観光施設としては、年間100万人を超える来訪者がある「道の駅パティオにいがた」、年間14万人が訪れる「みつけイングリッシュガーデン」、地場産業である市内ニット工場で生産された高品質ニットを格安で販売する共同のファクトリーショップ「プリメイラ」などがある。また、インターネットショッピングモール「どまいち」、アンテナショップ「みらい市場」などを通じ、市内物産品の情報発信を行っている。だが、それぞれの観光物産資源が個々の取り組みとなっているため、相乗効果がでていないことが課題という。
そこで地域内の観光物産素材をつなぎ、魅力を高めるため、情報発信能力のある「見附市観光物産協会」、物産販売能力のあるインターネットショッピングモール「どまいち」、物産アンテナショップ「みらい市場」の3社を今年4月1日付で統合し、(一社)見附市観光物産協会を立ち上げた。今回は、その新組織の陣頭指揮をとり、地域として稼ぐ能力のある事務局長を広く募集する。
業務内容としては、見附市観光物産協会における事業総括および事務局スタッフの指揮・監督を行う。また以下に掲げる項目について重点的に取り組んでもらうという。
(1) インターネットショッピングモール「どまいち」および物産販売所「みらい市場」の販売強化(「どまいち」「みらい市場」の売上高を3年間で現在の3割増にする)
(2) まちなか商店街エリアにおける持続可能な新規出店者の増加とまちなか回遊者の拡大(3年間で新規出店10店舗の誘致、まちなか商店街エリアの歩行者数を現状の3倍にする)
(3) 観光事業の収益事業化と日本版DMO組織の立ち上げ準備
(4) 見附市や地域団体などとの連携によるシティプロモーション強化
契約期間は、7月1日から、平成33年3月31日まで(予定)。報酬は、年額700万円(税込)。応募方法などについては添付の募集要項に記載されてる。
(問い合わせ先)
見附市観光物産協会(見附市役所内)
〒954-8686見附市昭和町2-1-1
電話:0258-62-1700(内戦610)
メール:info@mitsuke.net