県の花「チューリップ」のシーズンが間もなく到来
五泉や胎内ではフェスティバルを開催
新潟県のホームページによると、「新潟県の花」はチューリップで、明治時代に日本で初めてチューリップの球根作りが本県で行われたそうだ。そして今では、県内各地で栽培され、球根、切花の生産量は全国的にもトップクラスという。そのチューリップが人々を楽しませてくれるシーズンが間もなく訪れる。
県内でも有数のチューリップの産地である五泉市。その五泉市の巣本地区一本杉地内のチューリップ畑で4月14日から30日まで、第31回チューリップまつりが開催される。
市では生産者に依頼してチューリップの畑を巣本地区の1ヶ所に集め、チューリップまつりを開催しているという。畑一面に広がる150万本のチューリップを見ることができる。また期間中の土日には、さといも汁の販売会、里芋まんじゅうなどの販売、地元特産品(地酒)、物品(おでん・焼きそば・おにぎり・ジュースなど)の販売チューリップ花摘み体験なども予定されている。
胎内市でも長池憩いの森公園を会場に、4月25日から5月5日まで、チューリップフェスティバルが開催される。期間中、チューリップウェディングが企画されているほか、菜の花畑に作った花文字コーナー(花文字迷路)、動物ふれあいコーナー、写真コンテスト、ヘリコプター遊覧飛行(有料)などが予定されている。
このほか、越後丘陵公園、萬代橋、新潟ふるさと村、いくとぴあ食花、普通の畑など様々な場所で、チューリップを見ることができる。