新潟県立高田高校(上越市)で上越地域初の「県議会出前授業」が開催される
新潟県議会の仕組みなどを知ってもらおうと、上越市の県立高田高校で「県議会出前授業」が19日行われた。新潟県議会事務局の主催で、同事務局議事調査課広報係長の若月里佳さんが講演、同校の一年生242人が参加した。今年度6校目の開催で、上越地域では初となった。
現在、新潟県議会2月定例会が開催中であることに加えて、2016年から選挙権が18歳に引き下げられたことから、県議会に興味を持ってもらおうと、同事務局が2017年度から県内の高校などで実施している。
講演はスライドを使い議会の仕組みなどを紹介したほか、県内の人口減少問題や厳しい県の財政問題にも触れ、高校生に啓蒙した。また、「知事のフルネームは?」「県議会議員は何人?」などのクイズが時折出し、挙手をしてもらうなど、生徒たちと触れ合いながら進められた。
若月係長は「せっかくの権利なので、(18歳になったら)投票に行ってほしい」などと話していた。最後に、受講証が生徒代表を通じて、参加した生徒全員に授与された。