新潟県十日町市立吉田中学校が北京五輪出場の同校出身児玉美希選手の激励壮行会を開催
新潟県十日町市立吉田中学校は24日、2月に中国・北京で実施される2022北京オリンピックにクロスカントリーで出場する同校出身の児玉美希選手の激励壮行会を同校で開催した。
最初に同校の小林淳司校長が挨拶し、「われわれは応援するだけなので、余計なことは考えず、レースに専念して成果を上げてもらいたい。全力で応援している」と話した。
次に生徒会を代表して、庵原虎男(いはら・こなん)さんが全校生徒と教員の計約60人の寄せ書きメッセージが書かれた日の丸の応援旗を児玉選手に手渡した。
庵原さんは「吉田中学校の卒業生からオリンピック選手が出ることをとても誇りに思う。吉田中学校にとって、オリンピックに内定した児玉選手は僕のあこがれの人であり、吉田のヒーローだ。オリンピックでは、吉田の地で培った粘り強さを発揮して、最後まで自分の滑りができるように頑張ってほしい」と激励した。
その後、児玉選手が吉田中学校時代の担任だった教諭や中学校時代の部活動の顧問だった教諭から応援コメントが寄せられたほか、中学時代の同級生など40人のビデオメッセージが映し出され、時折、児玉選手の笑顔も見られた。
最後に児玉選手は「中学時代の先生方や仲間がいたから、競技を続けてこられたと改めて思った。吉田の地に生まれ育ったことが自分をここまで連れてきてくれた1番の理由だと思うくらい吉田には感謝している。少しでも中学生のみんなが頑張ろうと思ってくれるように頑張りたい。憧れの舞台を全力で楽しみたい」と決意を語った。
児玉選手は30日に北京入りする。