小料理屋経営の有限会社厨房まつ(新潟県長岡市)の破産手続開始が決定、県内33件目の新型コロナウイルス関連破たん

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社厨房まつ(新潟県長岡市、設立2003年、資本金300万円、松本克郎社長)は14日、新潟地裁長岡支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には杉森芳博弁護士(長岡けやき法律事務所、新潟県長岡市)が選任された。負債総額は約2,000万円。

新潟県長岡市城内町で小料理「松本」の経営を手掛け、和食や日本酒等を提供し、近隣の一般個人や事業所を対象に営業を展開していた。しかし、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛などで集客は低迷し、2021年2月に事業を停止していたが、このほど破産による事後処理を選択し、今回の事態に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは33件目となる。

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