新潟県佐渡市が消防職員の懲戒処分を発表
新潟県佐渡市は26日、同日付で佐渡市消防職員の懲戒処分を行ったと発表した。
処分を受けたのは、相川消防署高千出張所所属の30歳代主任級の男性職員。処分内容は停職6か月だったが、男性職員は処分を受けて26日付で自主退職した。
男性職員は、今年1月11日16時16分ころ、佐渡市内のスーパーマーケットにおいて、商品3点(2,113円相当)を万引きした窃盗容疑者として、12日14時29分に逮捕された。このことについて、本人に聴き取りをしたところ窃盗の事実が確認されたため、今回の処分に至った。
羽二生(はにう)正博消防長は「市民の皆様の安全・安心を守る立場にある消防職員が逮捕され、市民の皆様の信頼を著しく失墜させ、多くの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことにつきまして深くお詫び申し上げます。再発防止に向け、より一層職員に対し綱紀の粛正を徹底するとともに、公務員としての自覚を強く促し、全職員、全力を挙げて市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とのコメントを発表した。