柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市)で3人が新型コロナウイルス感染症に感染

東京電力ホールディングス株式会社(東京都千代田区)は26日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市)の業務に従事している協力企業社員3人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。

1人目は、柏崎市に居住する30歳代の男性。23日に発熱の症状があり、自宅にて療養。24日も発熱の症状が続くことから医療機関を受診し、PCR検査を実施したところ25日に陽性が判明。保健所の指示により自宅療養をしているという。同社が確認している行動歴によると、当該協力企業社員は、主に発電所構内の空調設備関連業務に従事しており、最後に発電所構内で勤務した日は22日。直近2週間では、中央制御室への立ち入りや運転員との接触はなく、新潟県外への往来および海外渡航歴もない。また発電所関係者の濃厚接触者はいないという。

2人目は、上越市に居住する40歳代の男性。23日に発熱の症状があったことから医療機関を受診し、PCR検査を実施したところ24日に陽性が判明。保健所の指示により自宅療養をしているという。同社が確認している行動歴によると、当該協力企業社員は、主に発電所構内の6号機安全対策工事関連業務に従事しており、最後に発電所構内で勤務した日は21日。直近2週間では、中央制御室への立ち入りや運転員との接触はなく、新潟県外への往来および海外渡航歴もない。また発電所関係者の濃厚接触者は4人おり、自宅待機をしているという。

3人目は、柏崎市に居住する50歳代の男性。24日に感染が確認された人と接触があったことからPCR検査を実施。25日に陽性が判明し医療機関に入院した。同社が確認している行動歴によると、当該協力企業社員は、主に発電所構内の6号機安全対策工事関連業務に従事しており、最後に発電所構内で勤務した日は20日。直近2週間では、中央制御室への立ち入りや運転員との接触はなく、新潟県外への往来および海外渡航歴もない。また発電所関係者の濃厚接触者はいないという。

 

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