新潟駅の食文化発信拠点施設「CoCoLo西N+」が15日にオープン
新潟の食文化や、そこに培われたものづくりの魅力を発信
JR東日本新潟支社と、トッキーは15日、新潟駅高架駅(第一期開業)に合わせて、食文化発信拠点施設「CoCoLo西N+(こころにしえぬぷらす)」をオープンする。場所は、駅の2階西口付近で、面積は約1200平方メートル。新たに5ショップが入居し、このうち4ショップが初登場の業態という。
施設のコンセプトは、「食文化を軸とした駅からはじまるまちづくり」。各ショップなどで、新潟の食文化や、そこに培われたものづくり(職)の魅力を発信していく。また、地域の生産者と料理人とのコラボレーションによるライブキッチンや、観光客にむけて食を通じたまちの楽しみ方を学ぶガイダンスの定期開催し、新潟市と連携して、ガストロノミーツーリズムも推進していく。
開業に合わせてオープンセレモニー(新潟米を使った鏡開き、先着100名に振る舞い米など)や、「新之助にはどっち?」「新潟しゅぽっぽ四蔵飲み比べ」「OPEN記念プレゼントニイガタカンパイ」など様々な記念イベントが行われる。
5ショップの概要は以下の通り。
【キロメートルゼロニイガタラボ】レストランバスを運行する一般社団法人ピースキッチン新潟が運営。若手料理人が地元の生産者と一緒になり、新しい料理の提供や食材の使い方をレクチャーするキッチンスタジオや、新潟周辺の美食観光の出発拠点、コミュニケーションスペースの機能をもつ。
【ぽんしゅ館コンプレックス】新潟の食を取りそろえた「新潟食の文化交流拠点」。コシヒカリで握る贅沢なおにぎりや米の販売スペース、日本酒を媒体としたテイクアウトも出来る新しいスタイルの角打ちBar、新潟のご当地菓子・観光菓子をセレクトしたショップなどで構成する。
【ぽんしゅ館クラフトマンシップ】新潟のクラフトマンシップをテーマにキッチン、リビング、ステーショナリーを中心に、普段使いのイイ道具、歴史を重ねたイイ道具、使う人を豊かにするイイ道具を集めている。提供するのは“ワンランク上の暮らし方”。また、職人さんのトークや実演を通して「道具の声」を届けていく。
【ベーカリーパオ】「食べた人を笑顔に」をコンセプトに、熟練の職人が精魂こめてパン作りをおこなっている。小麦粉をはじめとする素材は上質なものを仕入れて使用しており、それぞれの持ち味を感じてもらえるよう調理している。
【スターバックス】アメリカ・シアトル生れのスペシャルティコーヒーストア。新潟県の伝統的な特産品である「羽越しな布」からインスピレーションを得てデザインされた店内で、くつろぎの時間を過ごすことができる。