新潟市の市職員や市民病院、消防署職員などが15人が新型コロナウイルスに感染
新潟市は28日、新潟市の職員15人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
新潟市民病院の職員のうち1人は21日から、もう1人は21日午後以降出勤しておらず、患者や他の職員への影響はないという。外来・入院については通常通り診察を行っているという。新潟市民病院は連日感染が確認されているが、同院の事務局管理課の担当者は院内感染について、「ありません」と話した。
新潟市消防局の職員は、24日にPCR検査を実施し、26日に陽性が判明した。症状はないという。職員の仕事は市民と接する業務ではなく、18日から出勤はしてない。なお、職員の濃厚接触者はいないという。
新潟市ひまわりクラブの職員は19日に発熱の症状があり、24日に医療機関を受診してPCR検査を実施。25日に陽性が判明した。この職員は17日から出勤していない。クラブでの濃厚接触者はいないという。
もう1人は、別の場所の新潟市ひまわりクラブの職員で、24日に咳、発熱の症状があり、26日に医療機関を受診し、PCR検査を実施。27日に陽性が判明した。この職員は、25日から出勤しておらず、クラブでの濃厚接触者はいないという。
一方、新潟市立学校園の教職員3人も別々の学校園で感染が確認された。
1人目は、濃厚接触者として25日にPCR検査を実施し、26日に陽性が判明。症状なし。
2人目は25日にPCR検査を実施し、26日に陽性が判明。症状なし。3人目は26日にPCR検査を実施し、27日に陽性が判明。発熱症状がある。3人とも学校園に濃厚接触者はいないという。
また、議会事務局1人、江南役所1人、西区役所2人、財務部1人、中央区役所1人、消防局1人の感染も確認された。
議会事務局の内部事務の職員は、市内陽性者の濃厚接触者。25日にPCR検査を実施し、26日に陽性が判明。現在、咳がある。22日から出勤していない。
江南区役所の窓口業務・内部事務の職員は、25日にPCR検査を実施し、26日に陽性が判明。現在、咽頭痛がある。22日から出勤していない。
西区役所の窓口業務の職員は、市内陽性者の濃厚接触者。26日にPCR検査を実施し、27日に陽性が判明。現在、咳や鼻水の症状がある。22日から出勤していない。
また、西区役所の保育業務職員は、26日にPCR検査を実施し、27日に陽性が判明。現在、発熱や悪寒、咽頭痛、体の痛みがある。27日から出勤していない。来園者および職場の濃厚接触者は特定済みだという。
財務部の調査業務の職員は、26日にPCR検査を実施し、27日に陽性が判明。現在、症はない。26日から出勤していない。
中央区役所の保健業務の職員は、市内陽性者の濃厚接触者。26日にPCR検査を実施し、27日に陽性が判明。現在、咳がある。26日から出勤していない。
消防局の職員は、26日にPCR検査を実施し、27日に陽性が判明。現在、症状はない。13日から出勤していない。
なお、西区役所の保育業務職員以外は、来庁者および職場の濃厚接触者はいないという。