新潟県内の地銀2行が2022年3月期第3四半期連結決算を相次ぎ発表
新潟県内の地銀2行が28日、2022年3月期第3四半期連結決算を相次ぎ発表した
株式会社第四北越フィナンシャルグループ(新潟市中央区)の2022年3月期第3四半期連結業績は、経常収益1,023億100万円(前年同期比△4.4%)、経常利益169億8,000万円(同23.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益113億8,700万円(同32.2%増)の減収増益となった。
また、第四北越フィナンシャルグループは28日、昨年5月14日に公表した2022年3月期通期連結の業績予想を上方修正した。
経常利益は前回発表予想から45億円増の216億円、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円増の140億円とした。
上方修正の理由は、金融ソリューション収益などの非金利収益を中心に営業部門収益が増加する見込みであることや、合併によるコストシナジーの発揮により経費が大幅に減少する見込みであることなどのため。
一方、株式会社大光銀行(新潟県長岡市)の2022年3月期第3四半期連結業績は、経常収益158億3,200万円(前年同期比△6.7%)、経常利益23億6,500万円(同3.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益20億8,200万円(同29.8%増)と減収増益となった。
経常収益は資金運用収益や役務取引等収益が増加したものの、その他業務収益やその他経常収益が減少したことなどにより、前年同期比で減少。経常費用は営業経費やその他経常費用が減少したため、経常利益は前年同期比で増益となった。