新潟県妙高市の道の駅あらいのパートナー企業決定、全員協議会で報告 

妙高市議会は2日、3月定例会を開催し、入村明妙高市長が施政方針演説などを行った。その後、本会議場で行われた全員協議会では、道の駅あらいのパートナー企業に関してや妙高山・火打山入域料の実施についてなど、市の担当課長から報告があった。

道の駅あらいの運営と、「総合案内所くびき野情報館」の指定管理は、入村市長が社長を務め、妙高市が50%出資、残りを民間が出資する第3セクターの妙高ふるさと振興株式会社が行なっている。

妙高ふるさと振興などによると、道の駅あらいの敷地内にある特産品直売所・食堂「四季彩館ひだなん」は今年3月末で、アルゴス(妙高市、古川大助社長)が指定管理を終了する。これを受け、6月頃に道の駅あらいの拡張エリアにオープン予定の直売所「四季彩館みょうこう」を含めて、今後は「四季彩館ひだなん」も、妙高ふるさと振興が指定管理者となる。

「ひだなん」外観

「ひだなん」。地場の野菜が豊富だ

これを受け、実際の営業を担うパートナー企業として、「四季彩館ひだなん」については、生産者などが3月1日付けで新規に株式会社ひだなんを設立、4月1日から営業を引き継ぐ。

妙高ふるさと振興によると、「四季彩館みょうこう」のパートナー企業に関しては、現在ある企業と交渉中。「四季彩館みょうこう」内の農家レストランに出店予定だったグルメ王国(東京都、藤岡皇成社長)も辞退したため、別の企業と交渉中という。

建設中の拡張道の駅

一方、妙高山・火打山の入域料に関しては、昨年度から2年間実証試験を行い、本格実施を検討してきたが、(飛騨山脈や火打山などにいる)ライチョウの保護や自然保護などのため、2020年度の登山シーズンから任意で入域料をとることにした。

期間は7月1日から10月31日まで。アンケート結果などを考慮し、任意の協力金として500円と設定した。協力金箱のほか、電子決済で対応する予定。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓