新潟県長岡市内に新潟県入院待機ステーションを開設、2月初旬から運営開始
新潟県は31日、新型コロナウイルスの感染急拡大による入院病床のひっ迫に備え、新潟県長岡市内に新潟県入院待機ステーションの開設を発表した。入院待機者に対して入院までの間、酸素投与などの生命維持に必要な処置を実施する施設として、2月初旬に開設する。
日中しか入院を受け入れることができない病院が多いなかで、ステーションの開設で酸素投与や点滴など措置を行う体制を整える。対象者は入院治療が必要な人で、入院先が決まったものの入院が日中となる人、また入院先が決まらず調整中だがいち早く酸素投与など生命維持処置が必要な人となる。
開設場所は長岡市内で、具体的な場所は非公表。長岡市医師会が運営し、開設期間は2月初旬から当面の間とし、医師1人と、患者数に応じた人員の看護師が常駐する。定員は20名で、当初10名で開始するという。