新潟県上越市の上越教育大学で拉致問題に関する成果報告会を実施

発表する大学生

北朝鮮による拉致問題への関心を高めようと、新潟県の主催で新潟県上越市の上越教育大学でこのほど、同大学生による成果報告会「拉致問題啓発セミナー成果報告会」が行われた。学生たちは上越市内の小学校で授業を行った成果をスライドを使って、集まった教職員などに報告した。

同大学生は4チームに分かれて、昨年から新潟薬科大学などでの拉致問題に関するセミナーを受講。佐渡で曽我ひとみさんの講話を聴いたり、蓮池薫さんの講演を聴いたりするなど、実際に拉致被害者と会い、勉強してきた。

報告会の様子

その後、1月から市内小学校でグループごとに授業を実施、その成果を40人ほどの参加者に発表した。あるグループの学生は「拉致は風化させてはいけない。子供たちに伝えたい。学校で取り上げたい」などと発表した。また、別のグループは「わかりやすく、身近に考えるようにし、子供たちに伝えることが求められている」などと話した。

澁谷武・新潟県知事政策局国際課拉致問題調整室長は閉会の挨拶で、「先生になったら、小中学生に伝えてほしい」などと話した。

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