柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市)で6人が新型コロナウイルス感染症に感染
東京電力ホールディングス株式会社は29日から31日までで、柏崎刈羽原子力発電所の業務に従事している社員および協力企業社員計6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6人と接触があった人には自宅待機を指示したという。
1人目は柏崎市に居住する20歳代女性で、主に発電所構内の事務所で福祉構成業務に従事する協力企業の社員。28日に発熱の症状があったことから、医療機関を受診しPCR検査を実施したところ、陽性と判明した。最後に勤務した日は27日で、濃厚接触者は発電関係者の中で、この協力企業社員と同じ事務所に勤務する2人がおり、28日より自宅待機をしているという。
2人目は燕市に居住する30歳代の男性で、主に発電所構内の特定重大事故等対処施設の設計業務に従事する社員。28日に発熱の症状があったことから、医療機関を受診しPCR検査を実施したところ、29日に陽性と判明した。最後に勤務したのは20日で、発電所関係者の中で、濃厚接触者はいないという。
3人目は柏崎市に居住する20歳代の男性で、主に6号機の計測制御設備の更新作業に従事する協力企業の社員。28日に発熱があったことから、医療機関を受診しPCR検査を実施したところ、29日に陽性が判明した。最後に勤務した日は27日で、発電所関係者の中で濃厚接触者はいないという。
4人目は柏崎市に居住する50歳代の男性で、主に6号機安全対策工事関連業務に従事する協力企業の社員。27日に県内で感染が確認された人と接触があったことから自主的にPCR検査を実施したところ、30日に陽性が判明した。最後に勤務したのは21日で、発電所関係者の中で、濃厚接触者はいないという。
5人目は十日町市に居住する60歳代の男性で、主に6号機安全対策工事関連業務に従事する協力企業の社員。28日に県内で感染が確認された人との接触があったことから自主的にPCR検査を実施したところ、30日に陽性が判明した。最後に勤務したのは21日で、発電所関係者の中で、濃厚接触者はいないという。
6人目は、小千谷市に居住する20歳代の男性で、主に6号機安全対策工事関連業務に従事する協力企業の社員。27日に発熱などの症状があったことから、医療機関を受診しPCR検査を実施したところ、28日に陽性が判明した。最後に勤務したのは21日で、発電所の中で、濃厚接触者はいないという。
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