新潟市議会が新型コロナウイルスの対応を考慮し、定例会の日程を変更
新潟市が、2月定例会の会期日程を変更すると発表した。
変更は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と、その対応等を考慮しての決定。2月18日より開催されている日程のうち、3月3日から6日までの一般質問を中止し、休会することになった。土日を挟んで9日から予定されている常任委員会以降、24日の会期最終日までの日程については3日現在、予定より変更はない。
【変更後の予定】
3月3日(火)~6日(金)/休会
3月9日(月)~17日(火)/各常任委員会
3月18日(水)/特別委員会
3月23日(月)/本会議(新年度分:採決)
3月24日(火)/会期最終日
なお、新潟市の中原市長は2日に行った会見で、議会に議会日程の変更を申し入れたものの、議会では変更しない結論に至ったものと話していた。しかし2日夜も、新潟市在住の複数人が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになり、議会も急遽方針を転換したものとみられる。
また3日以降も、2月29日に新潟県内で初めて新型コロナウイルス感染が確認された患者の、濃厚接触者の検査結果がさらに出る予定。さらなる新型コロナウイルスの感染拡大が確認される事態になれば、議会の運営により大きな影響が出る可能性もある。