シーエスレポーターズ(新潟市中央区)が在宅勤務での対応を開始、新型コロナ対策
VR/AR/MRなど先端コンテンツを活用したサービスを手掛けるシーエスレポーターズ(新潟市中央区)は3日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、事業継続や、同社の東京オフィス及び新潟本社の全ての従業員とその家族の安全確保を目的として、在宅勤務制度で対応することを発表した。
今回の在宅勤務制度は3日から開始し特に期限を設けず、新型コロナウイルスの終息を持って判断との形となるという。同社関係者によれば、今回の在宅勤務は従業員の任意で決定。希望者のみ在宅で対応するという。
同社はこれまでも、在宅勤務制度を敷き、スタッフ本人の体調不良を始め、その家族の体調不良時にも、スタッフの在宅勤務が可能なように制度を整備。今回の在宅勤務もこの延長線上での対応となる。
同社は「Makign The Fan/Fun」を理念とし、クライアントである法人や製品・サービスのファンを醸成していくとともに、事業を推進するスタッフ自身も「楽しむ」、「ワクワクする」事業に取り組む環境整備を、意識的に設けてすることとして掲げてきた。今回の在宅勤務措置は、そうした同社の理念を踏襲し、さらには事業のサービス品質を守り、そして事業を推進するスタッフ自身を守るためのものだという。
日本国内では新型コロナウイルス感染症拡大を背景に、全国的に在宅勤務制度を実施する企業が増加している。新潟県内でも3月2日時点で、新型コロナウイルスの陽性反応が出た事例が5件報告されており、IT系企業を中心に類似の動きが今後、一層の広がりを見せると予想される。