「 佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産候補決定を受けて佐渡市の渡辺竜五市長がコメント、北沢浮遊選鉱場ライトアップの特別プログラムも発表
政府は1日午前の閣議で、「 佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)を世界文化遺産の候補としてユネスコに推薦する方針を了解したことを受け、佐渡市の渡辺竜五市長はコメントを発表した。
コメントは以下の通り。
本日、政府の閣議において「佐渡島の金山」のユネスコへの推薦が正式に決定したとの発表がありました。
これまでの間、多くの方々からご支援をいただき、昨年末の国の文化審議会世界文化遺産部会では、佐渡金銀山が世界遺産にふさわしい文化遺産であるとの評価いただいておりましたので、このたびの決定には心から安堵しているところです。
これまで御指導と御支援をいただいた関係省庁の皆様、新潟県、国内外の専門家の方々、国・県・市の世界遺産登録推進議員連盟、登録推進県民会議の会員、佐渡・新潟・首都圏の世界遺産にする会などの関連団体の皆様をはじめ世界遺産登録の実現を目指し、四半世紀にわたる様々な登録推進活動にご協力をいただいた県民・市民の皆様に心より感謝申し上げます。
この後は、佐渡金銀山が世界的に貴重な文化遺産として評価されると共に、次世代へその価値を継承し、「日本の誇り」として市民・県民の皆様並びに全国の皆様から愛されるよう、令和5年の世界遺産登録実現に向け全力で取り組んでまいります。
市民・県民の皆様、また、関係団体の皆様におかれましては、今後とも、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一方、佐渡市は、「佐渡島の金山」世界遺産推薦決定を祝し、北沢浮遊選鉱場ライトアップについて、紅白パターンを中心とした特別プログラムに変更する。
変更期間は2月1日から28日までで、17時から22時までライトアップを実施する。入場料は無料。