新型コロナ受け、新潟県の企業で在宅ワークの動き広がる
新型コロナウイルス感染者が新潟県で出たここと受けて、県内企業でも在宅ワークの動きが広がってきた。
Webサイト制作や雑誌編集などを展開するクワサンプラス(新潟市西区)は4日から在宅ワークを開始した。編集部門では全5人がパソコンやテレビ会議などのリモートワークを開始したほか、Webサイト制作部門では、電車の長距離通勤者などを対象に、希望者がリモートワークをできるようにした。期間は、新型コロナの感染拡大が終息するまでとし、今後は従業員全員を対象にしていく方針だ。
昨日の記事で紹介した通り、RV/AR/MRなど先端コンテンツを活用したサービスを手掛けるシーエスレポーターズ(新潟市中央区)も3日から、同社の東京オフィス及び新潟本社の全ての従業員を対象に在宅勤務制度で対応している。
ダイニチ工業も札幌のオフィス(営業拠点、2名在籍)で、3日の午後より在宅勤務とした。ただ、新潟の工場勤務者のうち、一斉休校の開始に伴う、休暇取得者は数名に留まっていて、操業に大きな影響はないという。
一方、新潟県妙高市の妙高高原駅にあるコワーキングスペース(ウェルビーイングジャパン社運営)では、利用者が「今のところ、特に増えたということはない」と話している。
今後も新型コロナウイルスが終息するまで、IT企業を中心に在宅ワークが広がることが予想される。