新潟市が「第3回新潟市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催
新潟市は5日、中原市長や関係部長、教育長、区長などで構成する「第3回新潟市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催し、冒頭、中原八一市長が挨拶した。内容は以下の通り。
「お集まりいただきまして、ありがとうございます。本日、市内新型コロナウイルス感染症陽性患者の5例目が確認されました。本市では感染拡大の防止に向け、政府の要請を受け、3月2日から市内学校の休校、2例目3例目4例目の陽性患者のスポーツ施設利用を受け、3月4日から市内体育館などの臨時休館などの対策を取って来ました。本日の5例目については陽性患者のご家族ということで、ある程度予測はしていたものの、本市の新型コロナウイルス感染拡大は引き続き、予断を許さない状況であると認識しております。現在、新型コロナウイルス感染症対策関係者会議において連日朝から晩まで感染者の行動歴や濃厚接触者の調査、感染拡大防止策について協議をしております。関係部局においても市民や関係者から様々な相談や問い合わせがあるものと思っています。相談や報告があるときは、この会議に諮るようにしてください。今週や(市議会の)一般質問が中止となりましたが、来週からは常任委員会の審査が始まります。新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行いつつ、常任委員会の対応する関係部局におきましては、その対応に万全を期すようお願い致します。今後もイベントなどの中止・延期や、施設の休業などの対応により、市民の皆さまには、ご不便・ご迷惑をお掛けすることになりますが、本市は今が正念場です。感染から市民の皆さまを守ることを第一に考えての対応をお願いいたします。市民の皆さまには、これまで通り、咳エチケットや手洗いなど感染症対策を徹底し、人混みの多い場所を避けるなど、一層の注意を継続していただきますよう、お願いいたします」