小川屋(新潟市)が宅配弁当事業をリニューアル。使用する米を「新之助」に変更しメニュー数も大幅拡充
漬け魚を中心とした食品製造を手掛ける株式会社小川屋(新潟市江南区)は今月2日に宅配弁当事業をリニューアルした。
宅配弁当事業は、法人が会議、研修、おもてなし、接客などで利用すること(参加者へのおもてなし)を念頭に、手作り弁当で、素材、味付け、容器包装にこだわっている。昨年5月に事業を開始して以来、想定を上回る利用があることなどから、さらにサービスの拡充を図るため、リニューアルした。
具体的には、使用する米を新潟産コシヒカリ(妙高市矢代地区のコシヒカリ)から、同じ新潟ブランド米の「新之助」に変更した。
新之助は大粒で、しっかりとした粘りと弾力があり、その食感は冷めても固くならないうえに、米の甘みも十分に感じることができる。このため、冷めた状態で食べることが多い宅配弁当に適しているという。
また、新潟県産越の鶏を使用したものなど、新たに10メニューを追加し、およそ25メニューにした。さらに、新潟市の一部だった配送可能地域も拡大し、新潟市南区、新潟市秋葉区、新潟市西蒲区、新発田市、阿賀野市、聖籠町にも配送可能にした。
今後は、新之助を使用した「おむすび弁当」や、「オードブル」などの新商品を積極的に開発し、行楽・イベント(行楽・観光、謝恩会、保護者会など)、地域や家族の集まり(新年会、忘年会、町内会など)での需要にも対応できるようにしていく。
小川屋は明治26年に初代の小川駒吉が新潟古町で創業した。平成28年12月に、おむすび屋「銀座十石」や糀の甘酒専門店「古町糀製造所」を運営する株式会社和僑商店ホールディングス(新潟市中央区)が事業を承継している。
宅配事業ホームページ
https://www.ogawaya-shop.com/