3月予定のタイガーエア新潟-台北(桃園)便の就航が延期
30日に予定されていた、タイガーエア台湾の新潟-台北(桃園)便の就航が延期となった。5日の株式会社ワールドコンパス(タイガーエア台湾日本総代理店)の発表による。
ただし同便の就航は中止ではなく、延期して6月1日の予定。同社のホームページでは、6月1日以降の便については空席照会の上、予約も可能となっている。
ワールドコンパスは延期の理由について、「旅客需要の減少」と述べているが、これは新型コロナウイルス感染拡大の影響とみられる。同社は延期となった期間についての予約数などは明かさなかったが、予約がキャンセルとなった場合の対応などについては、今後旅行代理店などとも連携を取りながら、決まり次第発表するとしている。
新潟空港を発着する国際線定期便は軒並み、早くても4月下旬まで運休することが決まっている中での決定であり、今回の延期も想定されてはいた。ただ今回の発表により、令和2年度の始まりは、新潟と世界を結ぶ玄関口が閉ざされた状態で迎えることが決定した。