認定こども園「松浜こども園」が、旧・旅館「しかい」の建物をリノベーションして移転
社会福祉法人松樹会(新潟市北区)が運営する認定こども園「松浜こども園」が、松浜橋たもとにたつ旧・旅館「しかい」の建物(4階建)をリノベーションして移転した。移転に伴い、定員も105名から140名に増えたようだ。同園のホームページによると、移転日は2月25日。
新園舎は、ランチルーム、絵本のコーナー、旧園舎に比べ2倍の広さとなった遊戯室、遊びスペースなど、子供のために工夫がされているという。また、しかい時代に「阿賀野川ござれや花火」の観覧スペースなどにも使われていた屋上にのぼれば、新潟空港を離発着する飛行機を間近に見たり、眼下に流れる阿賀野川や日本海を眺めたりすることもできる。
一方、同園のホームページによると、同園の教育の特徴は、「サントレ(Scientific Training)」「ぞうり保育」「茶道体験や坐禅体験」「体育」。
サントレとは、映像と漢字かな交じり文の絵本を使い、遊び感覚でたくさんの言葉に触れることで、子供達の能力を育む教育。「耳で聞く」「目で見る」「声に出して読む」の3要素により、脳全体が活性化され、子どもの知力・徳力・情操の根を育むという。
また3歳以上児は年間を通して、はだしに、ぞうりを履いて生活するという。鼻緒を常に指で挟んだ状態で、足の指全部使って生活するため、靴を履いている状態に比べ指に力が入り、足の成長に著しく効果があるという。
このほか、茶道体験や坐禅体験を通して子供たちに礼儀作法や我慢することを指導しているほか、4〜5才児対象に、カワイ体育教室の先生より毎月体育の指導をしてもらっているという。
【関連サイト】
松浜こども園
http://www.matsuho.net/
新潟市「保育園の新設・統廃合の状況について」
https://www.city.niigata.lg.jp/smph/kosodate/ninshin/hoikuen-joho.html