新潟県村上市の碁石川で100匹以上の魚類がへい死、簡易水質検査では異常は認められず
新潟県県民生活・環境部環境対策課は3日、村上市の碁石川で100匹以上の魚類がへい死していることを確認したと発表した。
県によると、2日16時30分ころ、住民の通報を受けた村上市山北支所から県新発田環境センターに「村上市碁石地内の碁石川で、魚が死んでいる」との情報提供があり、同支所が現地確認したところ、ヨシノボリやウグイ、モクズガニなど100匹以上のへい死魚がいることが確認された。
現場周辺に有害物質を扱う事業場はなく、また、水道や農業用の取水もないとの支所からの情報を踏まえ、3日8時30分ころから県新発田環境センターが現地調査を実施したが、簡易水質検査(pH、溶存酸素、シアン、 六価クロム、残留塩素など)の結果、異常は認められなかった。