碁石川(新潟県村上市)における魚類の大量死、水質調査でも異常は見られず原因は不明
碁石川(新潟県村上市)で3日、100匹以上の魚類がへい死していることが確認され、新潟県県民生活・環境部環境対策課では河川の水質調査を実施したが、その結果について4日「異常は認められなかった」と発表した。
3日に採取された碁石川の水質は、pHが7.3(環境基準値は6.5から8.5)、溶存酸素が13(同7.5以上)と基準値から逸脱しておらず、シアンも検出されなかった。
また、4日には新発田環境センターが碁石川の状況やその周辺を改めて確認したものの、新たなへい死魚は見つけられず、そのほかにも異常は認められなかった。
県では今回の大量死の原因は不明であるとして終報を発表したが、引き続き状況を注視していくという。
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