アパホテル&リゾート 新潟駅前大通(新潟市中央区)が開業、アパグループ元谷外志雄代表「地域の経済にも貢献できると考えている」

「アパホテル&リゾート 新潟駅前大通」テープカットの様子

アパグループは8日、「アパホテル&リゾート 新潟駅前大通」(新潟市中央区)の開業に際して、開業披露式典を開催した。

「アパホテル&リゾート 新潟駅前大通」は、地上19建、高さ60メートル、客室数は1,001室。館内には複数のレストランや大浴場ほか、プール、フィットネスルーム、コンビニエンスストアを備え、また隣接する敷地では、同社のマンション「ザ・プレミア 新潟駅万代」の建築が進む。

式典の挨拶に立ったアパグループの元谷外志雄代表は「ホテル業界は、このコロナ禍においては厳しいとはいえ、日本は観光大国への道を進んでいる。ホテルというのは短期的な事業ではなく、一旦つくれば30年、40年と(利用者に)ご愛顧いただく施設。一過性ではなく長い目で見れば、このタイミングでの展開は将来評価されると確信している」と強調する。

そして新潟のポテンシャルについて「いきなりこのホテルが満席を継続していけるか、と問われれば規模は大きすぎるかもしれない。しかし、(むしろ新潟は)宿泊施設がないから観光客が来ないとも考えられる。しっかりした施設をつくることで、地域の経済にも貢献できると考えている」と話す。

加えて、「このホテルは複合的な施設として開発しており、観光客だけでなく、地域の憩いの場として、泊まらなくても楽しみたい人の需要を取り込んでいく」と地域住民への還元についても語った。

アパグループの元谷外志雄代表

「アパホテル&リゾート 新潟駅前大通」(3日撮影)

(文・鈴木琢真)

 

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