新潟市立山潟保育園の職員2名の感染について、市が詳細を説明

説明を行う新潟市

3月9日に職員の新型コロナウイルス感染が確認された新潟市中央区の山潟保育園で、16日に新たに職員2名の陽性が判明したことから、市は17日に説明会を開いた。

新たに確認された17例目の感染者は中央区在住の30代女性で保育園職員(保育士)、18例目の感染者は同区在住の50代女性で保育園職員(保育補助)。いずれも日本国籍で海外渡航歴はないという。既に確認されている6例目の感染者(中央区、50代女性、山潟保育園職員)との接触状況を含めて行動歴や濃厚接触者について現在、市は2名に聞き取りを進めているという。2名はいずれも現在自宅待機中で、市内協力病院への入院を視野に調整中。市は感染経路について、職場以外での接触については確認が取れていないとしつつ、園内で可能性に言及した。

山潟保育園はこれまで17日からの再開園に向け準備を進めており、16日に濃厚接触者の職員などにPCR検査を実施。この中で2名の陽性が確認された形。17例目の感染者は2日からはなみずやだるさ、18例目の感染者は咳やはなみず、はなづまりなどの症状がみられたものの、発熱の症状がなく軽症であったことなどから、この他の職員とともに検査が行われたようだ。新たな感染者が確認されたことを受け、同保育園は安全を最優先するとして19日まで休園期間を延長。この間に2名の濃厚接触者の聞き取りなどが行われるという。

なお、6例目の感染者が9日に確認されたことを受け、山潟保育園では10日から休園。新たに陽性が確認された2名は10日以降自宅待機しており、この間の代替保育には関わっていないという。

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