長岡市にある国立の雪氷防災研究センターが「一般公開」
6月8、9日の2日間
長岡市にある国立の「雪氷防災研究センター」が6月8日13時から16時と、9日10時から15時に一般公開を行う。Dr.ナダレンジャーから楽しみながら学べるほか、低温室、ミニ雪崩実験などを見ることができる。入場無料。
我が国の面積の半分以上は豪雪地域で、さまざまな雪氷災害に直面する厳しい冬の生活を強いられている。全国の雪氷災害犠牲者は毎年百数十名にのぼり、局地的に集中する豪雪や湿雪による被害も目立つという。こうした被害を軽減するため、同センターでは、災害に結びつく降積雪粒子のミクロな構造の研究(どのような構造の雪だと雪崩が起きやすいかなど)や、雪崩、吹雪、着雪氷などのリアルタイム予測に関する研究を行っている。また最近では、新潟大学などと雪下ろしのタイミングがわかる「雪おろシグナル」を共同開発、運用している。
【国立研究開発法人防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター】
住所:長岡市栖吉町前山187-16