やすだ瓦ロードフェスティバルが6月10日に開催
焼き瓦生産の北限の地・阿賀野市の「やすだ瓦ロード」で
焼き瓦生産の北限の地である旧安田町(阿賀野市)庵地地区で生産される「安田瓦」は天保年間(1830)から生産されたと云い伝えられている。品質、強度、耐寒性にすぐれ、味わい深い鉄色の瓦は、一般住宅のほか、神社、仏閣の屋根にも使われている。具体例を挙げれば、弥彦神社の勅使館、絵馬殿、旧県会議事堂・旧税関、北方博物館といった具合。また県外でも福島・会津若松の鶴ヶ城などに使われている。
そんな安田瓦を見て、触れて楽しめるほか、瓦焼きグルメ・ご当地グルメ・蒸かまど料理など味わうことができる「やすだ瓦ロードフェスティバル」が6月10日午前10時から午後4時まで開催される。会場は、瓦の生産工場が立ち並んでいた保田(やすだ)地区に整備された「やすだ瓦ロード」。瓦オブジェ、やきもの広場、安田瓦を使ったバス停や壁など、あちらこちらに“安田瓦”があり、散策しながら、安田瓦を楽しめる観光スポットだ。
フェスティバルでは、瓦工場見学会、瓦職人による実演なども行われるほか、粘土遊びや瓦絵付け体験など親子で楽しめるイベントもある。さらに、足湯や朝採り野菜販売、ヤスダヨーグルトがもらえるスタンプラリーなどもある。