新潟市が3月1日からドライブスルー方式で検体採取
新潟市は、新型コロナウイルス感染患者の濃厚接触者が増えているなか、3月1日からドライブスルー方式で、濃厚接触者のPCR検査のため検体採取を行なっている。
ドライブスルー方式は、車で検体採取を行う場所(保健所)まで行き、車に乗ったまま検体採取を行う方式。
新潟市によると、感染患者の濃厚接触者数は702人(18日現在)で日々増加している。一方、帰国者接触者外来や、民間協力病院を合わせた新潟市の検体採取は1日10件程度が限界という。こうしたことから、新型インフルエンザの際にも行なったドライブスルー方式で、濃厚接触者の検体採取を始めた。市では、このドライブスルーを含め、1日平均20〜30件の検体採取を行なっているという。また症状の重い人が医療機関で採取を行うこともあるが、濃厚接触者の検体採取のほとんどをドライブスルー方式で行なっているという。
新潟市のPCR検査は、3月19日判明分までで、364件。内訳は濃厚接触者分が272件(陽性19名、陰性253名)、帰国者・接触者相談センターなどから依頼が来た一般分が92件(陽性4名、陰性88名)。