新潟県上越市に高級食パン店「おい!なんだこれは!」開店

「おい!なんだこれは!」外観

新潟県上越市にユニークな名前の店舗が20日にオープンする。その名も「おい!なんだこれは!」。店名と外観だけでは何の店かは分からないが、実は高級食パン専門店だ。運営するのは石川県、新潟県などで飲食店を展開するビッグチョイス(板谷恒太郎社長)。以前の店舗は同社が展開する鶏料理専門店「とりごこち」だった。ベーカリープロデューサーでジャパンベーカリーマーケティングの岸本拓也社長がプロデュースし、新潟県初の出店となる。20日午前10時にオープンする。

19日、同店でマスコミ向けの内覧会を開かれ、板谷社長のほか岸本社長も出席した。板谷社長は「人口減少の中だが、チャレンジしたい。中食に興味があった。食パン専門店は上越にはない。高級食パンが文化になればいい」と話した。また、フランチャイズ契約ではなくプロデュースとしたこと、店舗展開は上越市以外の地域へ出店していく意向を示した。

岸本社長は「食パンのプロデュースは現在60店舗。今年中に100店舗になるだろう。プロデュースしている飲食店は150店舗になる。上越には食パンの専門店がないし、立地も幹線道路沿いでいい。あとはこの店の外観を見て、パンを食べてなんだこれはと驚くだろう」と話した。

板谷恒太郎社長

岸本拓也社長

商品はプレーンの「おい!なんだソフト」(2斤800円)とレーズンの「びっくらレーズン」(同980円)の2種類のみ。大きさは12×12×24㎝。
実際に食べてみると、食パンは非常に柔らかく、ほのかに甘い。口の中でとろける食感である。独自製法の小麦粉や発酵バター北海道産のはちみつ、無添加の生クリームを使用、短時間で焼き、パンの耳を薄くしているという。

店舗の外観や買い物袋に使用されているロゴは、美味しさのあまり「私はパンになりたい」という男性をイメージした。同店はファミリー層をターゲットに1日250本から300本の販売を目標に、地域密着型の店舗を目指す方針だ。

食パンとはちみつなど

手でさくと柔らかい

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓