DMM.make AKIBプロデュースの「KAISHI LAB」が開志専門職大学(新潟市)に誕生
学校法人新潟総合学院は、今年4月に開学する開志専門職大学の米山キャンパス(新潟市中央区)に、合同会社DMM.comが東京・秋葉原で運営する「DMM.make AKIBA」(モノづくり施設を中心とした事業課題解決型プラットフォーム)がプロデュースするIoT活用の研究やロボティクス演習を行う施設「KAISHI LAB」を開設する。
KAISHI LABには、3Dプリンター(15台)や、レーザーカッターなどの機材や工具を設置。また、入り口近くのサインは、柏崎に継承される鋳造法で鋳物師が全工程を手仕事で仕上げたほか、花器や各エリアのサインは、燕三条に古くから続く金属加工の技術を活用したという。さらに、イベントスペースの壁面アートは普段廃棄される金属端材を再加工して活用している。
DMM.make AKIBAは2014年11月の開設。ハードウェア開発におよそ5億円投じた機材と、技術やビジネス面でサポートするスタッフ、24時間利用可能な施設を備え、モノづくりに挑戦するスタートアップや企業を支援している。また、ハードウェア開発・試作に必要な最新の機材を取り揃えた「Studio」だけでなく、シェアオフィスやイベントスペースなどビジネス拠点として利用できる「Base」もあり、事業提携、オープンイノベーションに向けたマッチング支援、IoT人材育成研修、ハッカソンなども行われているという。