新潟県上越市の町家を複合施設に再生、4月3日オープン

シェアキッチン

上越市の町家を再生した複合施設「兎に角」(とにかく)が同市内に4月3日オープンする。場所は同市仲町で高田駅前近く。昨年末に先行オープンしている「ディグモグコーヒー」に加えて、今回はシェアキッチンやシェアオフィスをオープンさせる。4月3日、4日には内覧会を実施する。

設計・工事などは同市の合同会社ニトデザイン&リビルド(打田亮介代表社員)が手掛けた。同社が複合施設を運営する。空き家だった町家を「とにかく何とかしなければ」という打田代表の思いから立ち上げたプロジェクトで、計画から1年以上かけて再生された。「兎に角」は「とにかく」の意。「兎に角」が入る町家は同市高田地区の町家の中でも大型であることから、シェアする町家をコンセプトに設計したという。

1階は昨年12月にオープンした東京都在住で同市出身のイラストレーター、大塚いちお氏がオーナーの「ディグモグコーヒー」と、シェアキッチンの「兎に角キッチン」が入る。「兎に角キッチン」は飲食店営業許可を取得済であることから、1日限定の飲食店やイベントを行うことができる。事前予約制。

2階は3社のシェアオフィスとなり、その一角には合同会社ニトデザイン&リビルドの事務所が入る。同社は今後、「兎に角」を拠点に空いている町家の活用を進めていきたいとしている。

1階のディグモグコーヒー

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