浅田真央、新潟市でスケート教室を開催
全国ツアーの合間を縫って、姉の舞、無良崇人とともに
1日、新潟市の新潟アサヒアレックスアイスアリーナでバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央さんによるスケート教室が開かれ、小、中、高校のジュニアスケーター34名が参加した。主催は新潟市。
この日は真央さんのほか、姉の舞さん、元世界選手権代表の無良崇人さんの3名がインストラクターとなった。3名はこの5月に新潟を皮切りにスタートする「浅田真央サンクスツアー」で全国を回る。一行は前日に新潟入り、ツアーの練習を重ねる中、合間を縫って新潟のジュニアスケーターをコーチすることとなった。
競技生活を終え、プロスケーターになった今も真央ちゃん人気は依然高い。ジュニアスケーターらは感激の面持ちで指導を受ける中、一生懸命に吸収しようと頑張っていたのが印象的だった。時おり「ゆっくり乗れたら、早いリズムにも乗れるよ」とか「フォアインの時はしっかりと腰を止めて開くといいよ」など声をかけながら、ジュニアを指導していた。
また練習の終わりごろには、代名詞とも言えるアクセルの飛び方をアドバイスする姿も見られた。練習を終えて「短い時間でしたが得るものがあればとっても嬉しい。毎日の練習頑張ってください」と声をかけた。
練習終了後の囲み取材では「みんな呑み込みが早くてとっても伸びしろがあると感じた。スケートを始めたばかりのワクワクする気持ちを忘れないで励んでほしい。スケートは楽しいことというのをいつも忘れないで」と激励の言葉を送っていた。