新潟県がSDGs推進建設企業登録制度の登録式を開催、第1回募集で144社が登録
新潟県は14日、「SDGs推進建設企業登録制度登録式」をオンラインにて開催した。登録式では登録された企業144社が公表され、また県内建設企業2社によるSDGsへの取り組み事例のプレゼンテーションなどが行われた。
新潟県は県内建設企業SDGs達成に向けた取組を推進するとともに、これら取り組みの情報発信により建設産業のイメージ変革を図るため、「新潟県SDGs推進建設企業登録制度」を2021年9月に創設。第1回登録募集では、144社の県内建設企業が登録となった。
登録式では、SDGsへの取組事例プレゼンテーションが行われ、太陽開発株式会社(新潟県上越市)と米ヶ崎建設株式会社(新潟県魚沼市)の2社が取り組み事例を紹介。太陽開発からは、森林保護活動として地域住民との植林イベントへの取り組みを紹介、伊米ヶ崎建設株式会社からは、オフィスと現場をつなぐサポートを行う「建設ディレクター職」を設け、女性でも活躍できる場を増やしている事例などが紹介された。
新潟県土木部の金子法泰部長は、「新潟県SDGs推進建設企業登録制度の第一回募集において多数応募いただき、144社を登録させていただいた。新学習指導要領で持続可能な作り手の育成が明記されたことで、学生へのSDGsに関する教育が進められており、若者の意識が高まっている。こうした流れを好機と捉え、喫緊の課題である建設産業の担い手確保につなげていければと考えている」と話した。
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新潟県SDGs推進建設企業登録制度の第1回登録企業を公表します!