新潟県水産海洋研究所の漁業調査船「越路丸」が2月25日に竣工

漁業調査船「越路丸」

新潟県水産海洋研究所の漁業調査船「越路丸」が2月25日に竣工した。4月6日から調査を開始する。

最新鋭の観測機器や漁業調査設備を搭載し、漁業調査(底引き網、かご網)、資源調査(卵、稚魚、プランクトン)、海洋観測(水温・塩分、水質)、海底地形調査などを行う。また、これまで所有していた船と比べ、小型化(187トン→112トン、全長45メートル→33.89メートル)していて、沖合調査だけでなく、沿岸部の調査にも対応できる。収集した調査情報は、漁業協同組合にフィードバックされ、漁業に活用される。このほか、要請があれば災害発生時の海底調査なども行うという。

最大搭載人員は、15名(乗組員11名、調査員4名)。居住区には女性専用のシャワールームなども設けられていて、女性の調査員が乗船した場合でもより快適に船内で過ごせるようになった。

【越路丸】
総トン数/112トン
全長33.89メートル(登録長28.79メートル)
幅/6.20メートル
深さ/2.85メートル
船籍港/新潟市
航海速力/12ノット

操舵室

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