新潟県教育委員会が教職員2人に対して懲戒処分を実施

新潟県教育委員会は15日付で、教職員2人に対して懲戒処分を行ったと発表した。

1人目は、中越地方の高等学校50歳代男性実習助手。処分は減給1か月で、事件の種類は信用失墜行為(パワー・ハラスメント)。

事件の概要は令和2年9月、新任で専門的知識が浅い男性講師に対し、授業中にこの講師が説明した内容を何崖も怒鳴り声で否定し、この講師が教員として力不足であるとの発言を行った。また、これらの行為について、校長から指導を受けたにもかかわらず、令和3年1月、この講師が授業で使用していたプリントについて、直ちに授業を中断して修正するよう怒鳴り声を上げたもの。

2人目は、中越地方の小学校20歳代女性講師。処分は戒告で、事件の種類は交通加害事故。

事件の概要は令和3年11月、この女性講師が自家用車を運転中、国道左端に一時停止後、右に転回するために発進した時に、対向車線を前方から走行し接近していた2輪車に気づかず、この2輪車に衝突回避のための急ブレーキをかけさせ、転倒させた。その結果、この2輪車の運転者に約6週間の加療を要する傷害を負わせたもの。

なお、この女性講師は令和3年12月に略式起訴され、令和4年1月に罰金20万円の刑事処分を受け、罰金を納付している。

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