上越ケーブルビジョン(新潟県)が東京に、上越地域の特産品を販売する店舗を7月にオープン
新潟県上越市の上越ケーブルビジョン(JCV、齋藤俊幸社長)は、今年7月をめどに東京・有楽町の東京交通会館1階に上越地域の特産品を販売する常設店舗「雪国マルシェ」をオープンする。国内のケーブルテレビ局が店舗を持つのは初。初年度売上高は4000万円から5000万円を目指す。
同社は2017年7月に東京交通会館4階に東京情報センターを開設し、地域特産品の販売事業として催事の「雪国マルシェ」を実施。これまで36日間開催し、72社の法人などと取引がある。
既存店舗が4月で閉店になることから、その跡地に出店する。売り場面積は約25平方メートル。上越市、妙高市の特産物に特化した品ぞろえが特徴で、米や地酒、かんずり、みそ、雪室コーヒーなどのほか、かまぼこの出品も検討する。齋藤社長自ら店頭に立つのも特徴だ。
齋藤社長は「地元のお店は個店では東京には進出できない。東京の方にもいいものを買ってもらえる。今後は糸魚川市や長野県、十日町とのコラボレーションも検討していきたい。観光にも繋げていきたい」と話している。
ケーブルテレビ局がリアル店舗を持つのは国内初で、地上波テレビ局では仙台の放送局に次ぐ2例目という。