北陸地方整備局の調査で保倉川(新潟県上越市)から環境基準値を超える鉛が検出、上越市の点検や調査では異常は検出されず

北陸地方整備局が2日、保倉川(新潟県上越市)最下流の古城橋で実施した調査において、鉛が0.01mg/L検出され、10日に追加調査を実施したところ、環境基準値(0.01mg/L)を超える0.013mg/L検出された。

これを受けて新潟県では、上流にある鉛を扱う主な事業場に対しての点検を上越市に要請したが、異常はないことが確認された。

なお、保倉川では現在、農業用水の取水はなく、支川の飯田川へ対して上越市が2日に行った調査では鉛は検出されていない。県では、環境基準を超える鉛が一時検出された原因については不明とし、引き続き同地点の水質監視を実施していくという。

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