株式会社太陽工機(新潟県長岡市)が初任給の引き上げなどを4月から順次実施
株式会社太陽工機(新潟県長岡市)は17日、初任給の引き上げおよび社員待遇向上に向けた各種取り組みを4月から実施すると発表した。
同社は、中長期目標である「2030年に年間売上高200億円」の達成に向け、人員の増強に注力している。今回の取り組みは、優秀な人材を確保することや既存社員のモチベーションを高く保つこと、健康的かつ長期の勤続を促進することなどにより、持続可能性の高い経営基盤の整備を目的とするもの。
初任給の引き上げについては、全国平均や国内大手の工作機械メーカーと比較して遜色ない水準とした。
具体的には、初任給は4月入社新入社員から、修士修了が22万6,000円から23万9,000円に、大学卒業が21万円から22万2,000円に、専門・高専等卒業が19万2,000円から20万6,000円に、高校卒18万2,000円から19万4,000円に引き上げる。
また、社員給与水準の引き上げは、4月支給給与より全正社員約250人を対象に、基本給平均4.6%増となる。
また、年間休日は来年1月から現在より2日増えて、122日とする。さらに、4月から35歳以上の社員を対象に、隔年で人間ドックを実施。毎年の定期健康診断に加え、費用全額会社負担で人間ドックを行うことで、長期にわたって健康的に働けるよう促進することを目的としている。