村上記念病院隣りに認可保育園「きらら」オープン
「リトミック」など導入、屋外園庭も
村上市松山で村上記念病院や高齢者施設などを運営する医療法人・新光会(櫻井信行理事長)が昨年11月から同病院前に建設を進めてきた「認可保育園きらら」(布施恭子園長)がこのほど完成し、来月1日にオープン。保育士ら8人のスタッフを配置し、0歳3カ月以上〜3歳未満児14人からスタートする。(定員は19人)
同園は「一人ひとりが自分らしく」を理念に、音楽とふれ合いながら、子どもたちに豊かな表現力と想像力を育む「リトミック」、全園児が縦割りで過ごす機会を持つことで社会性、忍耐力、コミュニケーション力などの能力を伸ばす「異年齢保育」、子どもたちの小さな変化にも気づいてあげられる「小規模保育」などを特長に掲げている。
木造2階建ての建物は、園児が十分に遊べる広さを有する遊戯室(1F)、仕切りを設け安全性にも配慮した乳児室(2F)、日光をふんだんに取り入れた明るいほふく室(2F)、屋外園庭のほか、屋上でのプール遊びも計画されている。また、小児用AEDも設置されている。
布施園長は「村上記念病院、村上市、保健所、児相などとも連携することで、子どもにとっても保護者にとっても安心できる保育園を目指したい」と話していた。
問い合わせは、同保育園☎(53)6648まで。
同病院は同1日、医療、介護、住まいの3つの機能を併せ持つ村上市初の「介護医療院」(60床)を開設。長期に渡り医療やケアが必要な人が安心して生活できるように、個人の能力を生かした自立支援を行う。
問い合わせは、同病院☎(52)1229まで。
村上新聞2020年3月29日号