新潟県上越市の製麺工房・ジェラート工房WITHドリームが管理栄養士監修のラーメンが登場
製麺工房・ジェラート工房WITHドリームに、管理栄養士が監修したヘルシー志向のラーメン「あさり潮ラーメン」がお目見えした。糖質オフの自家製麺を使用するなど同店を展開する上越あたご福祉会に所属する管理栄養士が考案したもので、味もあっさりしており、女性やお年寄りを中心に人気を呼びそうだ。
あさり潮ラーメンは、栄養面に配慮した商品を開発しようと、上越あたご福祉会の管理栄養士4人が考案した。麺は自家製麺を使用しており、糖質の少ない全粒粉を多く使用している。配合は20%(一般的な全粒粉使用麺は5から10%)で、血糖の急激な上昇を抑える働きがあるという。
具にはあさりや岩のり、鶏チャーシューなどが入っている。あさりはミネラルが豊富で、肝臓の働きを助ける。岩のりは食物繊維が豊富で、血糖の上昇をゆるやかにする効果がある。スープにはあさりを使用し、塩ダレには乾燥のホタテの貝柱と上越市の特産品である「義の塩」など使用した。
味は脂分が少なく、あっさりした塩ベースのスープ。鶏むね肉のチャーシューは低温調理されているため、柔らかい。麺の見た目は全粒粉の割合が多いため、日本そばのような色をしているが、味は中華麺とほぼ変わらない。これで体にいいラーメンとなればもってこいだ。糖質オフ、脂質オフの低カロリーなラーメンとなっている。
税込み800円で数量限定。同店はランチ営業のみとなっている。
上越あたご福祉会の管理栄養士、高橋拓也さんは「お客さんはおじいさん、おばあさんが孫と来るケースが多い。飽きのこない食べやすいラーメンを提供したい。当店はランチ営業だけだが、(あさり潮ラーメンは)しめの一杯にはいいラーメン」と話している。
製麺工房・ジェラート工房WITHドリームでは、自家製麺を使ったヘルシー志向のラーメンとジェラートを販売しているほか、4月1日には甘海老みそラーメンを発売する予定。