新潟市が市内26例目患者(学生)の行動歴を公表

説明を行う新潟市

新潟市は31日、26例目の感染症患者の行動歴などを明らかにした。

この患者は、東京都内に住む学生(住民票は西区)。3月20日に留学先のアメリカ・ニューヨーク州から成田空港経由で帰国し都内で複数の友人と会ったという。

その後、23日に新幹線で新潟市に帰省。新潟駅からは家族の車で帰宅した。24日に38度台の発熱と倦怠感があったことから25日に新潟市の「帰国者・接触者相談センター」に相談するとともに、P医療機関を受診。

また川崎市の保健所から、川崎市内で確認された感染症患者(同じくアメリカ・ニューヨーク州から帰国した人)の濃厚接触者として連絡があったことから、26日に帰国者・接触者外来を受診。PCR検査を行い、27日に陽性が判明した。

なお東京滞在中に出会った友人6人のうち、3人が陽性となったという。また新潟市の保健所が調査している26例目感染症患者の濃厚接触者は、現時点で家族や東京で会った友人の一部など7人。

一方、新潟市内で確認された感染症患者のうち2人が新たに退院。これにより、これまでに新潟市内で確認された27人の感染症患者のうち11人が退院し、16名が入院中という。

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