新潟県妙高市が市税滞納処分執行にかかる文書を誤送付
新潟県妙高市は18日、市税滞納処分にかかる債権取立依頼文書を、別の滞納案件で行った調査の照会先事業所に誤って送付したと発表した。
事業所の職員から事業所に関係のない書類が同封されていると連絡があり、誤りが判明した。市では関係者に謝罪するとともに、書類を回収した。
ただ、滞納者は、令和2年春に妙高市に転入し同年中に県外に転出したが、昨年9月の電話連絡以降は連絡が取れなくなり、転出先住所に送付した催告書類なども返送されるなど現時点で連絡が取れない状況となっている。このため今後、再調査・確認を行うなかで、連絡先が判明した時点で謝罪を行うこととしている。
誤送付は、滞納者の滞納処分の執行事務と、別件滞納者にかかる実態調査のための事業所への給与照会事務とを並行して行っていたことで、滞納者の預金債権差押に伴う金融機関への取立依頼通知を、誤って事業所への照会通知の封筒に同封した。
漏洩した情報は、滞納者の住所、氏名、銀行預金口座番号という。