新潟開港150周年記念のパンケーキが完成

新潟の雪、白い波、青い海を表現

左から、(株)新潟三越伊勢丹三越店の高橋芳明店長、にいがた食育・保育専門学校えぷろん」の生徒、古町芸妓の二人、新潟市の篠田昭市長

新潟開港150周年記念事業実行委員会(会長=篠田昭新潟市長)は9日、「みなとまち新潟スイーツ」の完成発表会を新潟市中央区の新潟三越で行った。

完成したスイーツは、新潟開港150周年事業の一つである「Nii port商品開発プロジェクト」の第1弾となる商品。商品プロジェクトのメンバーは、古町芸妓(あやめさん、菊乃さん)と、パティシエの卵である「にいがた食育・保育専門学校えぷろん」の生徒。昨年12月から、これまでに2回のワークショップを開いたほか、今年3月には試食会を開いて、商品づくり(お土産用焼き菓子、新潟を訪れて食べてもらうイートイン用のパンケーキ)を進めてきた。

今回発表したのは、「パンケーキ(波と雪のパンケーキ)」。日本海の波や新潟の雪を表現した白の綿あめが印象的だ。その綿あめにシロップをかけると、まるで波が引く(あるいは雪が解ける)ように、綿あめがみるみる溶けて、開港150周年記念のロゴが入ったパンケーキと、キラキラした新潟の海を表現した「青いソーダゼリー」が現れる。ゼリー以外にも、生クリーム、バニラアイス、キウイ、オレンジ、いちごが添えられている。このほか、パンケーキには県産米粉を使用。

なお、パンケーキは、新潟三越7階にある「マーガレット」で食べることができるという。

実行委員会では、商品名やレシピを公開することで、多くの菓子工房などで制作・販売してもらい、開港150周年事業の終了後も残る、みなとまち新潟の新名物になることを目指している。また、実行委員会では、来年の開港150周に向けて、商品づくり以外にも官民で様々な開港記念事業に取り組んでいる。

綿あめがみるみる溶ける

試食

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓