新潟大学が新たに経済科学部を発足し、銘板上掲式を開催
新潟大学は1日、経済科学部を新たに発足し、銘板上掲式を開催した。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、参加者を新潟大学の牛木辰男大学長や山崎剛志経済科学部長など関係者に限定し、参加者間の距離を開いて、マスクを着用する中での開催となった。
新潟大学は2017年、37年ぶりに新たな学部として創生学部を設置するとともに、理学部・工学部・農学部の自然科学系3学部の改組を行うなど、教育組織改革の取り組みを推進してきた。
今回は文系学部の改革の取り組みとして、教育学部、人文学部、法学部における専門性の強化を図るとともに、経済学部を改組・拡大し経済科学部を発足させた。経済科学部の特徴は、経済学部に元々あった経済学プログラムや経営学プログラムに加え、新たに学際日本学プログラムと地域リーダープログラムの2つを新設したことだ。これにより、同学部の学生は2年次に選択可能なプログラムの幅が広がり、より自身が望む専門性を追求できるようになった。
牛木辰男大学長は「今回、新たな学部が設立され文系学部の大きな改組を終えた。ますます時代に即した、現在から未来にわたって時代の多様な要請に応える学生が養成されることを祈る」と挨拶した。
なお、新潟大学は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、学生が安心して通えるよう、始業時期を通常より2週間遅らせ、4月20日からの開始を予定しているという。