北陸ガスが新潟県見附市よりガス事業を譲受け、運営を開始

北陸ガス本社(新潟市中央区東大通)

1日、北陸ガス株式会社(新潟市中央区)が、見附市が運営していたガス事業を譲受け、同市と長岡市中之島(以下、見附地区)での運営を開始した。

2018年にも柏崎市の公営ガスを譲受けていた北陸ガスは、同年に見附市のガス事業の譲渡先としても選定を受け、翌2019年6月の見附市議会での関連議案可決を経てのち、見附市と事業譲渡契約を締結。同年9月に見附市とともに関東経済産業局へガス事業譲渡譲受認可申請を行い、11月に認可を受けていた。

1日以降のガス料金は、見附市の料金体系がそのまま引き継がれるが、利用者は新たにクレジットカードやスマートフォンアプリを利用した支払いが可能となる。またガスの使用開始(開栓)、使用停止(閉栓)やガス設備検査についても、電話の他インターネットによる申込が可能となることに加え、これらの作業の実施は休日も可能となる。

見附地区の事業運営に関する窓口は、同社の長岡支社・長岡供給センターと、見附ガスホール・ガスショップ見附店。長岡支社・長岡供給センターでは、24時間365日体制でガスの安定供給・安全の確保に努め、見附ガスホール・ガスショップ見附店では、ガス料金の支払も可能な窓口業務に加え、情報発信基地として最新ガス機器の展示や提案、イベントの開催などを行っていくという。

北陸ガスは見附地区でのガス事業運営開始にあたり、「これまでの見附市との引き継ぎ内容に基づいたスムーズな業務移行を心掛けるとともに、より一層のお客さまサービスの向上と保安の確保を目指した事業運営に努めてまいります。」と述べている。

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