新潟市中央区上大川前通におまかせコースの焼鳥屋たごがオープン

おまかせコースの焼鳥屋「たご」。オリジナルロゴがトレードマーク

新潟市中央区上大川前通に、ひらがなの「た」が輪を描くように5つ並んだロゴがトレードマークの、おまかせコースの焼鳥屋たごが、3月26日にオープンした。

たごでは、焼鳥をはじめ店主おすすめの一品料理やご飯もの、デザートなどのセットメニュー(3900円税別)で料理を提供する(遅い時間帯向けのハーフメニューもある)。メインとなる焼鳥は鳥取産や青森産の鶏を使用し、店主の古田知行さんが一本一本、仕上がりを見極め焼き上げる。使用する炭は、古田さんが長年付き合いのある築地の燃料屋から仕入れる備長炭だ。古田さんは、「強火で焼いて鶏肉が膨らむ瞬間を見極め、一番美味しいところでお客様に召し上がっていただけるよう心がけています」とこだわりを語る。

実際には、季節の野菜串を含めて、一本ずつ提供する

 

また、焼鳥だけでなく、一品料理にも古田さんのこだわりがみられる。開店後しばらく提供されるのは、最高級鴨肉と位置付けられるフランスのシャラン鴨を用いた鴨料理だ。添えられたシソがアクセントととなり、鴨の美味しさを引き立てる。この一品料理の内容は、古田さんが季節や仕入れの状況で判断しており、肉・魚など様々なバリエーションを予定しているという。お店を何度訪れても、新鮮な食材を用いた新たな料理と出会うことができることだろう。

店主の古田さんおすすめの一品料理

店主の古田さんは新津出身で、大阪府の調理師専門学校を卒業後、港区赤坂の和食店である乃木坂神谷(現在、同店は愛知県に移転)で修業し、料理人としての基礎を徹底的に仕込まれたという。この後もイタリアンやフレンチなど様々なジャンルの店舗で腕を磨き、新潟市古町の焼鳥屋古田での勤務を経て開業に至った。

店主の古田さん(右)と天野さん(左)。たごでは現在求人募集中

起業に当たり、古田さんは公益財団法人新潟産業振興財団(新潟IPC財団)を訪ね、起業に関するアドバイスを受けたという。古田さんは「IPCの松井さんにはとてもお世話になり、県外の飲食店などを含め様々なモデルケースを教えてもらうことで、自分が出す店のイメージが固まっていきました。地元のお客様に大事にしてもらえるお店を目指していきます」と意気込みを語る。

【店舗概要】
住所/新潟市中央区上大川前通9番町1270-1大谷屋マンション1階
TEL/025-369-4101(来店時は電話予約を)
席数/15席‘
営業時間/17:30~23:00(LO料理 22:00)
定休日/日曜

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