新潟県南魚沼市で、新型コロナウイルス感染症対策「“安心衛生”サミット」が開催
3月31日、南魚沼市が地盤の塩沢信用組合が、「“安心衛生”サミット」を開催した。場所は、同市の六日町温泉にある温泉旅館、ほてる木の芽坂。
会議は、南魚沼市内で宿泊業を営む15社が参加し、新型コロナウイルスの感染拡大防止策についての議論が交わされた。
会議の中では、各社が行っている取組の紹介と、それに対する意見交換がとても活発に行われる場面も。中には塩沢信用組合とほてる木の芽坂が考案し、実施している衛生メニューに対して、塩沢信用組合の職員が指摘をする場面もあった。
しかし参加者の総意としては、新型コロナウイルスによって長引く経済停滞に負けることなく、地域が一丸となっていくこと。またそのためには、「地域と運命共同体」を掲げる塩沢信用組合の多角的支援が不可欠。こうして地域が一丸となって、苦境を乗り切っていく決意を固めた。
なお会議には、日本政策金融公庫長岡支店長の横田剛氏、新潟県信用保証協会長岡支店長の清水晶氏も急遽参加。暖冬に続く新型コロナウイルスの影響で、日本政策金融公庫では前年の4倍近くの融資の申込があるというが、塩沢信用組合を合わせた三機関は、連携を今まで以上に強化なものにし、相談から融資の実行までの対応をスピーディーにしていくと宣言した。