「丸専きもの」を展開する丸専第一衣料(新潟県長岡市)が事業を停止

長岡市の丸専第一衣料株式会社(長岡市表町4-1-4、資本金2,000万円、従業員13名)が3月31日、事業を停止し事後処理を弁護士に依頼した。

東京商工リサーチ新潟支店によると、負債総額は3億円の見込み。丸専第一衣料は呉服の小売業者で、県内各地に「丸専きもの」のチェーン展開を行っていた。

1992年6月期には9億5,800万円の売上高を計上していたが、その後呉服需要は減少。一部店舗を閉鎖するなどの経営改善策を講じてきたものの、厳しい販売環境は変化することなく、2019年6月期の売上高は約2億5,000万円に。業況の改善も見られない中で資金繰りも限界に達し、営業継続を断念した。

丸専第一衣料の事後処理は、和泉洋弁護士(三島法律事務所、電話0258-36-8622)に一任されている。

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